頑張り抜いた10歳の猫 慢性腎不全 闘病の記録 ① 猫の健康診断の重要性
こんにちは。
私が飼っていた愛猫サラちゃんの慢性腎不全の闘病の記録をこれから徐々にアップしていきたいと思います。
このブログを始めようと思ったキッカケは、
猫にとってとても多い病気なのに、サラちゃんのように、若くして慢性腎不全になってしまった猫の闘病の記録やアドバイスが、ネット上に少なくて、私自身困ったこと。
そして、サラちゃんから学んだことがとても多く、その記録を全て残しておくことで、それが全国の猫を、飼い主さんを少しでも救える事に繋がれば、サラちゃんの生きた意味、病気になった意味があるのでは、と思ったことです。
ブログを書き始める前に、皆さんに強く伝えたいことがあります!!
飼っている猫の様子に少しでも気になるところがあって、このブログを見てくださった飼い主さん。
早急に動物病院に行って、健康診断(血液検査)を受けてください!!たかだか3000〜5000円でできます。
サラちゃんは病院が大大大嫌いでした。それでも、元気なうちに連れて行くべきです。
7歳以上の猫を飼っている飼い主さんは、半年〜1年に1回は必ず血液検査を受けてください。うちの子はまだまだ元気、と思っていても、もう、中高年〜お年寄りの年齢なのです。猫の半年は人間にとっての2年です。
よく、慢性腎不全の症状として、
・ 食欲が無くなった(今まで食べていたご飯を食べなくなった、偏食になった、を含む)
・ 水を頻繁に飲むようになった(サラちゃんの場合は、人が水を飲もうとすると欲しがるようになりました)
・ トイレの回数が多くなった(サラちゃんの場合は、トイレ以外にするようになりました)
・ 体重が減った
・ 毛並みが悪くなった
・ 元気が無くなった
・ 吐き気があるようだ
などなど、ネットに書いています。全部当てはまったら腎不全、ではありません!!
1つでも当てはまったら、猫にとって重大な異変が起こっていると言うことです!!
私もそれらの記事を見て、こう思いました。
「別に、食欲に関しては美味しいご飯に変えれば食べるし、歳のせいで味覚が変わったのかな、トイレの問題はストレスか何かのせいかな、毛並みも良くて元気そうだし、、、」
まさかそんなに重い病気だと思いませんでした。信じたくなかったんだと思います。
ちょっと元気が無くなった時点で、慢性腎不全の場合、残された腎臓は25%以下(10〜20%程度)で、処置が遅れると急速に腎臓は悪化していきます。ダメになってしまった腎臓は絶対に治りません。
慢性腎不全は、10歳くらいの飼い猫で10匹に1匹、15歳以上の猫は3匹に1匹、発症すると言われています。
高齢の猫の死因の第1位です。
老衰で死んだと思われる猫でも、ほとんどがこの慢性腎不全で死んでいるそうです。
慢性腎不全は、気づいた時には手遅れのケースが多く、治らない病気です。あっという間に死んでしまう猫もいます。
しかしながら、早期発見できて何年も長生きする猫もいれば、治療の甲斐あって病気の進行を遅らせられられたケースも沢山あります。
まずは、早急を病院受診と、何があっても絶対に諦めないことを皆様にお願いしたいです。