sara’s diary

慢性腎不全 猫

頑張り抜いた10歳の猫 慢性腎不全 闘病の記録 ⑦ 通院開始から1ヶ月後の様子

こんにちは。

通院開始から1ヶ月経ち、落ち着いてきた頃のサラの様子を書いていきます。

サラを回復に導いてくれた皮下輸液おそるべしです!

 

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病院嫌いなはずなのに、皮下輸液の時はなぜかこんなに大人しい!!

家でやると、うなって嫌がるのになぁ…

 

 

家での皮下輸液は、サラも私もまだまだ慣れず、サラはうなって逃げようとするし、私も下手で上手く入らない事が多く大変でした。

 

上手く入ればスムーズに短時間で終わるのですが、

上手く入らないと、針が皮膚を貫通して点滴が漏れたり、

針の先が上手く皮下の空洞に入らずに点滴の出が悪くなってかなり時間がかかったりします。

 

 

毎日毎日頑張りました。

 

 

この頃から、沢山ではないですが食べられるようになり、

久しぶりに、甘えてきたり、一緒に寝てくれたり、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれたり、サラが戻って来た!とりあえず苦しくはないのかな?ととても安心しました。

 

 

今までは朝起きても、ご飯が全然減ってなくて、10何時間も何も食べてないの…?と悲しくなりましたが、

最近は、夜中もドライフードを食べているようです。

 

ウェットフードでは、(値段は高いのですが)この頃はニュートロのチキン&エビ味や、シシアのシリーズを美味しそうに食べてくれていました。

シシアのシリーズなんかは、人間が見ても嗅いでも美味しそう!

 

 

初診からおよそ1ヶ月後の血液検査では、

・BUN=109.6(やや減少!)

・CRE=4.6(とっても減少!)

・リン=5.2(正常値に!)

と、経過良好でした!

先生もすごい事ですね。って言ってくださいました。

体重は、2.2キロ台(健康な頃の約半分…)に減ってしまっていましたが、減少も緩やかになっている。と先生。

これまでの薬(セミントラ、制吐剤、イパキチン)と点滴を継続、2週間後再検査が決まりました。

 

ただ、今回の受診で気がかりな事がまた一つ…腎性貧血を発症していたのです…

・赤血球=391万μl

腎臓が上手く働かず、血を作れ!という指令が出なくなったためです。

その指令の代わりとなる物質を今日から1日置きに4回注射するため、病院に通う事になりました。

 

ちなみに…後になって調べたのですが、この物質は、人間用の薬で猫にとっては抗体ができる可能性もあり、抗体ができて効かなくなったら終わり…

輸血するにしても人間のように血液バンクがあるわけでもなく、リスクは非常に高いそうです。

もちろん、一般的な人間の腎不全の治療、人工透析だって、猫に耐えられる治療とは思えないし、そんな治療ができる病院が近くにあるはずもなく、お金だって…動物の医療は、いかに苦痛をなくしてあげるか、が第一、難しい世界です。

サラを信じて、主治医を信じて、頑張るしかないです。

 

 

さて、注射のための1日置きの通院がはじまり、その度に体重を測るのですが、

2.34キロ→2.38キロ→2.42キロ

と、増加していったのです!

食べられるという事は経過良好な何よりの証拠です。

サラの体にも気持ちお肉が付いた気がします。

 

 

奇跡の回復を示してくれて、少しずつ普段のサラに戻ってくれて、一時は諦めて泣いてばかりだった自分を責めました。

サラは、まだ頑張れる、頑張りたい、生きたい、と思っているような気がしました。

そのためなら、お金だって時間だって惜しみたくない。私もサラのために頑張ろうと心に決めました。

 

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日向ぼっこを楽しむサラ

 

 

最後まで見ていただき、ありがとうございました。