頑張り抜いた10歳の猫 慢性腎不全 闘病の記録 18 辛くても頑張り続けてます
こんにちは。
慢性腎不全の苦しい症状が顕著に現れるようになって約1年、何度も死がよぎりましたが、その度に奇跡の回復を見せてくれたサラ。
また回復してくれたように思えたけど、実際はまだまだ辛くて、それでも必死に生き続けていたサラの2018年2〜3月の出来事を書きたいと思います。
久しぶりにウェットフードを食べてくれています。
トイレが間に合わない事もあるので、常に下にトイレシートを敷いています。トイレシートは多分あたたかいと思いますが、ふわふわのタオルも敷いてあげればよかったかな…
前回のブログで書いた通り、日に日に元気になっていたサラでしたが、
2018年2月中旬。
急にドライフードを食べなくなってしまいました。
せっかく、また食べ始めたな!と思って、多めに買うと食べなくなってしまいます。
とりあえず、以前買ってたウェットフードやオヤツの在庫をひたすら開封して、食べられるエサを探しました。
シリンジであげていたリキッドフードの回数も増やさなければ…
一気に足取りもフラフラになってしまいました。
ウェットフードやオヤツはすぐに食べなくなり、気が向いた時にカツオ節は少しだけ食べていました。
少しだけ減らしていた点滴も、また150ml近くまで増やしてみました。
でも、水は一応飲めていましたし、おしっこもちゃんと出ていました。
最近、元気になって動き回るからって、またトイレで点滴するようになったのに、またすぐリビングで出来るようになってしまいました…
うんちも、便秘薬を飲ませているにも関わらず、なかなか出ませんでした。
ずっと座っている事が増えてしまいましたが、シッポは振るし、眠れているようだし、時々甘えたり返事をしたり出来ているようだったので、それは救いでした。
サラの目を見れば、どんなに辛いか伝わってきます。でも、よくわかってあげられなくて、何もしてあげられなくて、悲しかったです。
それでも、辛い中でも、文句一つ言わず、弱音一つ吐かず、じっと耐えて、必死に頑張っていました。自分の力で歩いていました。
動物は本当にすごいです。人間よりもすごいです。
この頃は、仕事の日も、休日でも、帰宅が夜遅くなってしまう事が多々あり、あまり一緒にいられなくて、
一緒にいる時は、エサをやったり、点滴をしたりと慌ただしく、とても申し訳なかったです。
それでもサラは、いつも私に安らぎと温もりを与えてくれました。
その後も、元気のない日々が続きました。
水もシリンジで与えなければいけなくなり、再び口臭が目立ってきました。
骨と皮なので、点滴の針も慣れていても刺しづらい…抱っこしてもフワッと軽い…
夜は前足を私の腕に乗せて腕枕で寝てくれますが、前は腕が痺れるくらい重かったのに、今は全然で……ちょっと寂しかったです。
ちなみに、食べられなくなっても、飲めなくなっても、お腹は空くし、喉も乾くのでしょう!
台所にやってきて、ごはんや水を欲しそうな顔をします。だから、急いで準備すると、無理やり入れられるのがわかって隠れてしまいます(笑)
2月下旬頃は、調子が一段と悪い日もあれば、比較的足取りもしっかりして自分からペーストのオヤツを食べられるような日もありました。
3月に入り、私だけ病院に顔を出した際、ヒルズの腎臓用療法食(ドライフード、チキン味)の試食が置いてありました。試しにもらってきました。
人間が嗅いでみても、いい匂いだなと思いました。
サラもクンクンと嗅いで興味を示してくれて…
3粒ほど食べてくれました!!すごい!!
その後も、このドライフードを結構食べてくれたのです!!
試食では足りず、ネットで購入する事になっちゃいました!!まさかここまで好んで食べてくれるとは!!こんな末期の状態でも美味しく食べてくれていて、もっと早く出会えていたらよかったかな〜とまで思えた、素晴らしい療法食でした!!
水もまた自分で飲んでくれるようになり、本当にすごいなぁと思いました。
おねしょも見られたし、目ヤニも目立ってきたし、足取りもフラッフラでしたが、自分で食べられるという事は何よりもすごい事で、頑張ってるなぁと思いました。
2018/3/3 ヒルズの腎臓用療法食(ドライフード、チキン味)をモリモリ食べているサラです。
ご覧いただきありがとうございました。