頑張り抜いた10歳の猫 慢性腎不全 闘病の記録 14 穏やかな生活が続いた秋
こんにちは。
サラは、慢性腎不全と診断されてから、吐き気と脱水で苦しい春を過ごし、夏には貧血と脱水でフラフラになり、末期と宣告されました。
しかしその後、奇跡の回復で、穏やかな秋を過ごしていました。
その時の様子を書きたいと思います。
可愛らしい顔も、病気により、キツイ表情になってしまいました。
必死に病気と闘っている証拠です。
2017年11月のお話です。
この頃は、体調が比較的良く、以前からお世話になっていたドライフードの療法食「ロイヤルカナン 腎臓サポート」を、また沢山食べてくれるようになりました。
中でも、この頃のお気に入りは「セレクション」という味!
元気だった頃に食べていたドライフードを受け付けなくなってから、色々なウェットフードに手を出していましたが、やっぱりドライフードに勝るものはありません。
特に、療法食であれば、数粒でも、数グラムでも、ウェットフードよりはカロリーがしっかり取れる印象です。
動物病院に試食があってよかった…500グラム単位で買えるのもよかった…もっと小分けがあってもいいんだけど…
とにかく、ロイヤルカナンありがとう!
この頃、少し気になった事がありました。
サラの鼻(目頭の下あたり)片側にコブができていたのです。そして、そちら側から鼻水も見られました。
定期通院も兼ねて病院へ。
コブは、ガンか、虫刺されか……切開などさせるわけにはいかないし、原因を特定するのは難しい。様子を見ましょう。との事でした。
治りますように!
体重は、2.48キロにアップしていて、先生もつくづく感心して、すごいなぁ〜〜と言ってくださいました。私も励みになりました(^^)
この頃は、もちろん毎日、点滴頑張っていました!
寒くなってきて、最近はお風呂がお気に入りのサラ。家族の誰かがお風呂に入っていると、温まりにやってきます(笑)
水滴を舐めて水分補給も(笑)
足腰はフラフラなので、たまに浴槽に落ちて大騒ぎさせられたり、シッポがずっとお湯に浸かってても気づかなかったり…
若い時は水嫌いだったのにな…
12月に入ると、少し食べない?!と感じる日もありましたが、腎臓サポートのドライフードを、相変わらずむしゃむしゃ食べてくれる日が多かったです!
少し太ってくれたような(^^)?
腎不全はもちろんサラの身体を蝕んだままで、毛並みは悪いし、身体も変形してきていました。
鼻も詰まるのか、「スーッ」と息しづらそうにする事も多くなりました。
でも、元気そうにしてくれていて、私も家族も幸せでした。
サラが元気な頃は、サラに申し訳ない気持ちはあっても、私自身、何日も家に戻らない事もしばしばでした。
病気になってからは、ほぼ毎日、時間の許す限り一緒にいるようにしました。
病気になった事は、悔しくて、病気を、自分を、恨んでしまいますが、それによってできた一緒にいられる時間は、神様とサラがくれた最後の最高のプレゼントで、かけがえのない宝物でした。
しかし、12月は一度だけ、2日ほど家を空けざるを得ませんでした。最近は毎日点滴していたので、できない(1日空いてしまう)事が不安でした。サラを一人にさせて申し訳ない気持ちも強かったです。
でも、私たちが安心して家を空けられるよう、ここ最近のサラは穏やかに生活していてくれていました。本当にありがとう!
最後までご覧いただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。